食べすぎているわけじゃないのに痩せない…そんなあなたへ | 女性専門パーソナルジムHealthy戸田市・戸田公園

「ちゃんと食べているつもりなのに、なぜか痩せない」
「そんなに食べすぎてるわけじゃないのに、体重が落ちない」
そんなモヤモヤを抱えているなら、一度ご自身の食事を数字で見てみてほしいのです。アプリなどで記録すると、こんな結果になっていませんか?
- 炭水化物:目標より少ない(しっかり食べたつもりが、実は足りていなかった)
- 脂質:目標を大幅にオーバー(そんなに食べた覚えはないのに、なぜか超過している)
実はこれ、とても多いパターンです。問題は「食べすぎ」ではなく、栄養バランスが脂質に偏っていること。だとしたら、減らすべきは炭水化物ではありません。まず手をつけるべきは、脂質なんです。
なぜそう言えるのか、科学的な根拠と、「えっ、これにもこんなに脂質が入ってたの?」という気づきの両面からお話しします。
なぜ「脂質から」なのか
理由1:脂質は同じ重さで2倍以上のカロリー
栄養素ごとに、1gあたりのカロリーは決まっています。
- 炭水化物:1gあたり4kcal
- タンパク質:1gあたり4kcal
- 脂質:1gあたり9kcal
脂質は、炭水化物やタンパク質の2倍以上のカロリーを持っています。だから「そんなに食べていないつもり」でも、脂質に偏った食事はカロリーがかさみやすい。逆に言えば、脂質を少し減らすだけで、落とせるカロリーは大きくなります。
理由2:脂質は「そのまま体脂肪になりやすい」
食べたものを消化・吸収するときには、エネルギーが消費されます。これを食事誘発性熱産生(DIT)と呼びます。この「消費されやすさ」は、栄養素ごとに大きく違います。
- タンパク質:摂取カロリーの約20〜30%が消費される
- 炭水化物:約5〜10%
- 脂質:約0〜3%
脂質はほとんど消費されず、余れば最も効率よく体脂肪として蓄えられます。同じカロリーでも、脂質に偏ると太りやすい理由がここにあります。
理由3:あなたの炭水化物は、むしろ「足りていない」かもしれない
記録を見て炭水化物が目標未満なら、これ以上削るのは逆効果です。炭水化物は、体や脳を動かす主要なエネルギー源。不足すると、
- 日中の集中力が落ちる、だるさが出る
- 運動のパフォーマンスが下がる
- エネルギー不足で、筋肉が分解されやすくなる
といった影響が出やすくなります。「しっかり食べたつもりで足りていなかった」人ほど、炭水化物はむしろ適量まで戻すべき。削るのは脂質、です。
「えっ、これにもこんなに脂質が?」
隠れ脂質に気づこう
脂質が知らないうちにオーバーする最大の理由は、自分では量を自覚しにくいから。とくに「ヘルシーそう」「太らなさそう」と思っているものほど要注意です。記録の数字が脂質オーバーになる、その犯人を見てみましょう。
ヘルシーだと思っていたもの
- ミックスナッツ(25g・ひとつかみ)→ 脂質 約13g
体に良いのは本当ですが、脂質の塊でもあります。気軽にポリポリは危険。 - アボカド(1個)→ 脂質 約26g
「良質な脂質」でも、脂質は脂質。1個でカロリーはご飯1.5杯分近くに。 - グラノーラ(50g)→ 脂質 約8g
オイルや種実類が練り込まれていて、見た目以上に高脂質。 - サラダ(ごまドレ大さじ1)→ 脂質 約7g
野菜はゼロでも、ドレッシングで一気に跳ね上がります。
和食・おかずでも油断できない
- 鶏の唐揚げ(100g)→ 脂質 約18g
- 天ぷら・とんかつ…衣が油をたっぷり吸い込みます
- カレー(ルウ使用・1皿)→ 脂質 約20〜30g
市販ルウは脂質で固められていると言ってもいいほど。 - 牛、豚バラ肉(100g)→ 脂質 約40g以上
調味料・加工品
- マヨネーズ(大さじ1)→ 脂質 約9g
約8割が脂質。少量でもカロリーは一気に上がります。 - ベーコン(2枚)→ 脂質 約12g
- ウインナー(3本)→ 脂質 約15g
飲み物・お菓子
- カフェラテ(牛乳200ml)→ 脂質 約8g
飲み物だから、とノーカウントにしがち。 - 板チョコ(1枚50g)→ 脂質 約17g
- ポテトチップス(1袋60g)→ 脂質 約20g
こうして並べてみると、「食べすぎてはいないはず」なのに脂質だけ目標を超える理由が見えてきます。一品一品は少なくても、積み重なると一日でかんたんにオーバーするのです。
では、何を意識すればいい?
難しく考える必要はありません。今日からできる順に挙げます。
- 調理法を「揚げる・炒める」から「焼く・蒸す・茹でる」へ
同じ食材でも、油の量がまったく変わります。 - 見えない油=調味料を見直す
マヨネーズ、ドレッシング、ルウ。ノンオイルや「かける量を半分」だけでも効果大。 - 肉は部位を変える
バラ・ひき肉から、もも・むね・ヒレへ。タンパク質はそのままに脂質だけ減らせます。 - 「ヘルシー食品」も量を決める
ナッツやアボカドは、つまみ食いではなく量を決めて楽しむ。 - 炭水化物は減らさず、適量まで戻す
目標より少ないなら、削るのではなく、エネルギー源としてしっかり確保を。
~最後に~
脂質はゼロにするものではありません
ここまで脂質を減らす話をしてきましたが、脂質は完全に断つべき悪者ではありません。 ホルモンの材料になったり、脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収を助けたりと、体に欠かせない役割があります。目指すのは「ゼロ」ではなく「とりすぎをやめて、適量に整える」こと。
「食べすぎていないのに痩せない」と感じたら、まずは一度、食事を数字で記録してみてください。炭水化物が足りず、脂質が余っている——その答えが、グラフにはっきり表れるはずです。減らす相手を間違えなければ、ダイエットはぐっとラクになりますよ。
※本記事は一般的な栄養の情報をまとめたものです。持病がある方や食事制限が必要な方は、医師や管理栄養士に相談のうえ取り入れてください。
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